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FLYING POSTMAN PRESS 創刊100号記念LIVE「Your Songs Our Songs」

昨日のライブレポです。

FLYING POSTMAN PRESSの創刊100号(10月20日発行号で100号)を記念したスペシャルイベントをFM802がプロデュース!
森俊之亀田誠治佐橋佳幸といった日本のミュージックシーンに欠くことのできないプレイヤーであり、稀代のプロデューサーから成る森亀橋を中心にスーパーバンドを編成。世代を縦断し、ジャンルを横断して「POPS」を愛し、追及するアーティストたちの想いが繋がります。
もちろん、この日だけのスペシャルなコラボレーションも・・・。


SPECIAL BAND MEMBER!!森俊之(Key)/亀田誠治(B)/佐橋佳幸(G)
河村”カースケ”智康(Dr)
石成正人(G)/斎藤有太(Key)/山本拓夫(Sax)
大滝裕子(Cho.)/登坂亮太(Cho.)

VOCALS!
中孝介/ET-KING/奥田民生小田和正Salyuスガシカオ
Charaトータス松本風味堂藤井フミヤ藤田恵美矢井田瞳

いやぁね、すごいでしょ。豪華でしょ。
まさか3回に分けてアーティスト発表されると思わなかったもの。
この日だけのコラボ、つってもたぶん洋楽のカバーを全員で最後に歌うだけかな、とか。
とにかくなめてかかってたよ。
コラボは全編にわたってて「え?あの人も?」とか「やべぇ、一緒に歌っちゃうの?」とか
贅沢すぎる。ほんと。こんなの見たことない!
ぶっちゃけap bank fesと比べたら…うーん、比べたかないけどこっちに軍配。
私的にはもうどストライクな面々ばっかだもの。
apはたまに自分のカテゴリにない人も出たりするし…
それもまた魅力なんだけども、と一応フォローも入れつつ。
こんなひとつのお皿に大好物がいっぱい乗っかっちゃって!という
嬉しさと胃袋の心配がまざったような大興奮。
うれしさのあまり早く寝るつもりがおそくまで起きててしまった。
で、朝もはやめに起きてマニキュアぬりぬり。

ひさびさにEPICEストールまきまきして青タイツで防寒はばっちり。
準備万端で地元駅→天王寺→城ホール(大阪城公園前)にむかう。
途中お茶とゼリー飲料、合計300円以内を買っておいた。
長丁場になりそうだな、って思ってたのでね。
で、城ホール到着。今年2回目。
物販はなかったんだけどFLYING POSTMAN PRESSのこれまでのイベント年表と
出演者のサイン入りTシャツが展示されてました。
(今回の出演者じゃなくて過去イベントのやつね)

そんなんを眺めつつ、時間はもう16時10分すぎ。
今日は1人なので外で待っててもあれなんで早々と中へ。
今回はINGNI PresentsということでいくつかINGNIのお洋服をきたトルソーちゃんが
入口付近に並んでおりました。
アリーナ入口は何とも複雑でどこから階段を下りていいのか分からない。
結局うろうろしてしまって、会場案内のお姉さんに聞いてなんとか入口に。
で、今回のステージは特設ステージでスタンドは360°VIEW。

今回の私の席はBブロック。
しかもね…2列めだったの。
今まで城ホールでいちばん近かったのってクラプトンのツアーで
3列目だったんだけど、それを更新しちゃったね。

というかブロック割が前からABC…じゃなくってびびった。
通常のブロック割で考えてたので17列目くらいかと思ってたら。
まさか2列目とは。もう衝撃で白目むきそう!
何回もお茶を飲んでは興奮してカラカラの喉をうるおしてました。
まわりを見回してお客さんを見たら老若男女入り乱れ。
でもあんまり10代の人は見かけなかったかな?
PAの人たちが目の前にいて、スタッフさんたちが着席しはじめて
客電が落ちてさー始まる!という雰囲気で森亀橋(森さん亀田さん佐橋さん)登場!
それぞれポストマンなイメージの制服に身を包んで
客席まで下りてきてFLYING POSTMAN PRESSを配りだす!
佐橋さん、ポストマンというよりはひと昔前の新聞配達の高校生みたいなイメージ!
で、大阪ミュージックカレッジ専門学校の学生さんたち80人くらいがステージにならんで
1曲目の「PLEASE Mr. POSTMAN」をみなさんで熱唱。
みなさん楽しそうでこっちも笑顔になりました。
ここで隣の人2人組が席を立ちたそうにしてて
「何で立たへんの?」みたいなことをまわりに言っててすんごいうっとおしかった…
立ちたいなら自分らだけ立ったらええやん…げんなり。子供か。

そしてヤイコ登場!ダリダリ熱唱!ここで立ち上がって盛り上がり!
ややハイ気味、声もかわいいヤイコ、本物やー。
2曲目でさっそくコラボ。中孝介さん登場。ヤイコの「初恋」をデュエット。
そして中さんの「花」。しっとりな歌声に座って聴き入る。
次は元ル・クプル藤田恵美さんを呼び込んで名曲「ひだまりの詩」。
まさか本物が聴けるとは!今はソロで活躍されている上に
メンバーの方と離婚されたというニュースがあったので
もしかしたら避けるのかなぁと勝手に思ってましたが。
ここで森亀橋の結成のお話。以前から面識も交流もあるものの
藤田さんのソロアルバムプロデュースで改めて3人としての結束が深まったのだとか。
その流れでその藤田さんのソロアルバムから「eternity」。
続いてはCharaちゃん!ああ、会いたかった!
衣装はグリーンのベロアっぽい素材のコート。中はピンクのふわふわワンピ。
もうテンションあがりまくり!つってくるくる回りだすChara。かわええ!
しかもすぐに小田さんを呼び込む。
小田さんとCharaちゃんの2ショットに「援助交際ならぬ援助コーラス!」って言ってた(笑)
ここでまさかのコラボ!「YES-NO」!
こないだ802で聴いて好きになった曲だったのでまたうれしい!
そして贅沢にもすぐに小田さんはステージを下りて、Charaちゃんのソロステージ。「Fantasy」。
コートを脱いでワンピ姿のCharaちゃんかわええ。
ステージ端まで来てくれて間近で見れた。うれすい。
ほわーん、となったところでET-KINGが登場!一気にお祭りムード!
「お前とおったらおもろいわ〜♪」でおなじみ「愛しい人へ」をパワー全開で熱唱。
こっちもうまいこと乗せられてハンズアップしてもうた!
さすが盛り上げ番長というか、地元人気というか、楽しい!
今回のライブでのET KINGのパートは欠かせなかった。うん。
そして呼び込むはスガシカオ!意外なコラボと思いきやこれがナイスコラボ!
「午後のパレード」はほんまにお祭りバージョンになりました。ET KING凄すぎる(笑)
で、スガさんのソロで「フォノスコープ」。
ギターなしで歌うスガさんの腰がエロスでした。さわやかな曲やのに(笑)
そう、ステージから近いからちゃんと足元まで見えるんです。
桜井さんも嫉妬するスガさんはとっても色気たっぷり。
おまけにわたしの目の前あたりで止まって歌ってくれたりして。
わたしの後ろの席にいた熱狂的なスガさんファンの女性も満足したでしょう…。
ここでまた呼び込み。フミヤさん、藤田さん、Salyuと4人のヴォーカリストで「夜空のムコウ」。
それぞれソロを取るというよりは全員でハモったりしてました。
これ、それぞれソロで歌ってもハマりそうだなぁ、なんて思ってました。
それくらいバラードに定評ある人たちだしねぇ。
そんな感じで聴きほれて、第1部終了。15分休憩。
わたしはあまりの興奮にお茶を飲みすぎてトイレに行かざるを得ない状況に。
しかしトイレ激混み!間に合うかなぁと思ってたけど
城ホールのトイレの個室は半端なく多いのでなんとか間に合った!
第2部いっぱつめは風味堂ヤイコ
私の好きな「ナキムシのうた」。(よくカラオケでも歌うよ)
シャラララララ♪を客席に投げかけたりして和やかなムード。
ヤイコのファンだと言ってたドラムの中富くんが
緊張してヤイコと全然喋られなかったそうな。
そして「さよならの向こう側」。いやぁ、でっかくなったね、風味堂…。(しみじみ)
続いてSalyu登場!大本命!
わたしの前の列のカワイコちゃんたち(山本梓ちゃんそっくり)も大喜び。
たくさん声援がとんでおりました。うれしいねぇ。

こんな感じの衣装とヘアメイクでした。
まつげかまゆげにキラキラもあった。
歌は「風に乗る船」。新曲やるかな、と思ってたけど
このアレンジは山本さんのSaxのイントロで入って
ロックバージョンだったんだけどなかなかよかった!
あらきさんドラムではないもののSalyuも気持ちよさそうに歌ってた。
改めてこのバンドの包容力すげぇ〜って感じた瞬間でした。
ここでMC。
大阪城ホールはデビュー前のイベントで出演したことがあるけど
その時よりもお客さんたちと自分の距離がだいぶ近づいた気がする。
それはSalyuが大きな舞台に慣れたということではなくて、
会場のお客さんの温かさがそうさせてる」って。
なかなか感動的なMC。お客さんも拍手。
あと歌の途中、これは私に向けて歌っているのでは!と変態的な錯覚に陥るほど
こちらを向いて歌うSalyuに腰砕けになりそうでした。
いや、あれはぜったいわたしに向けて…(略
そのほかにもはしっこまで来てくれたよ。目の前だったよ。
おなじみの首を振るしぐさもやってた。かわええ。
ここで小田さん、ヤイコを呼び込み。
なんと小田さんの新曲「こころ」をやってくれました。
ヤイコSalyuはコーラス担当。
小田さんの声にSalyuの声が重なるなんて…感激!
あとSalyuが機転を利かせて立ち位置を間奏部分で小田さんを挟むように移動したり。
(ヤイコのマイクがワイヤレスじゃなかったので移動できなかったみたい)
あと「(小田さんとヤイコとは)同じ舞台で共演するのは初めてだけど、
音楽がこうやってちゃんと結び付けてくれるんです」って言ってた。かわいい。
小田さんもなんだか照れてた。
ここで小田さんソロ。さっきからちょこちょこ呼び出されてたけど
やっとこさソロで登場です。(笑)
あの有名な「ッテケテー♪」(擬音BYタロウくん)のイントロを
佐橋さんご本人の演奏で聴けました。これぞ本物。ぞくぞくするよ!
そして走る小田さん!ああ!こ、こんな目の前にぃぃぃ!ちょ、近い!小田さん!
みたいな感じでもう興奮しまくり。息できねぇ!
イヤモニを外しながら疾走する小田さんを肉眼で拝めるなんてサイコーっす。
続いて藤井フミヤ。フミヤさんも「俺も一応走っとく?」なんつって
端から端までダッシュ。息が上がる(笑)
「小田さんはこのイベントの中では一番の年長者だけど一番元気だわ」って言ってた。
そして「じゃあ月9つながりで」と言って「TRUE LOVE」…と思いきや
イントロをトチるフミヤさん。「走った勢いでペダル踏むの忘れて…」と苦笑い。
歌いだしからもう懐かしさで胸いっぱい。
スピッツのチェリーと同じくらいアコギビギナーの定番曲だった「TRUE LOVE」。
あのアップストロークは当時みんなマネして弾いてました。
そんな思い入れもありつつ懐かしさに浸っておりました。
個人的にあの間奏の佐橋さん&石成さんのエレキハモリがやばかった。
そしてフミヤさんが呼び込んだのはなんと民生!
藤井フミヤ×奥田民生ですよ。僕らの音楽でもこんなコラボねえよ!
フミヤが「走らないの?」と言ったら「いや、あれ小田さんとフミヤさんが走ってるの見て
それ見てもうしんどくなっちゃいました」「僕は身の丈に合ったことを…」だって。民生め!
コラボはキャロルの「憎いあの娘」。民生のギターかっこええーーー。
そして民生ソロでイージュー。
さらにトータスを呼び込む。この2人の掛け合いはもう愛すら感じる(笑)
で、曲に入ろうとしてトータスがギターを持つもトータス側のモニターに音が入らず
ギター弾いては「もっと音上げてください」ってPAの人に言うんだけど
なかなか音がイヤモニに反映されないらしく。
民生のイヤモニにはばっちり音が入ってるらしく「なんで?音入ってるよ?」ってなって
あれ?あれ?なんてやってたらプラグを挿し間違えてたらしく。
なんとフミヤさんのイヤモニのところにプラグが挿さったままだったようで(笑)
スタッフさんがあわててプラグ切り替えて、ようやく再開。
歌は民生カバーの「トロフィー」。
トータスのソロで尾崎紀代彦さんのカバーで「また会う日まで」。
この歌は今年お亡くなりになった阿久悠さんの作詞で。
この曲は私みたいな世代の人間でも歌詞を見ずに歌える曲なのですが、
ほんとに偉大な功績だと思います。
またトータス節がきいてて、よかったなぁ。
さてもうトータスが出たところで本日のゲストボーカルは全員出ました。
そこでトータスが呼び込んだのはET KING!
(民生に「ET KINGをドンキーコングって呼び込め!」と言われてたらしい)
そこでギターのカッティングイントロ!「ガッツだぜ!」キター!
この曲はもうどのライブでも鉄板でapもラキラクナイトもROOTS 66も全部楽しすぎたんだけれども
これまたET KINGが大いに盛り上げてくれてすんごい楽しかったーーー!
途中ガッツだぜコール&レスポンスあり、トータス嬉しさの余り失神、
トータスコールで蘇生!みたいなコントあり。もう腹いてぇwwwwwってなったよ(笑)
そしてラストは小田さん、民生、トータス、Salyuスガシカオで「すばらしい日々」。
これはやばいいいいいい。ぜいたくすぎる。鼻血。
もう涙も出ないくらいもうこの瞬間を刻みつけるのに必死でした。
あれは忘れられない。墓場まで鮮明なまま記憶に残しておきたい。
最後にSPECIAL BANDのメンバー紹介と、出演者全員をステージにあげてフィナーレ。
あと最後、森亀橋をET KINGの総合司会のコシバKENさんが元気よく紹介。
全員大きな拍手でフィナーレを迎えました。



いやーーーーーーーすさまじかった!
とにかく楽しかった。
個人的な感想ですが、山本拓夫さんに惚れました。
わたしの位置から一番近かったってのもあるけど
2004年の同時期、大阪ブルーノートで見た山本さんも自分から一番近くて素敵でしたが
今回はBGM、ap bank fes、ミスチルのHOME TOUR、さらに
たくさんのアーティストのCD音源への参加で
ものすごく身近に感じてきただけあって
またものすごく近くでプレイを見れたのがすごくうれしいし
やっぱプレイがものすごく素晴らしい。感動。
あ、登坂くんは相変わらず帽子かぶってたよ!
今回はハンチング帽でした。私のいた場所から一番遠いとこにいました(泣)
メンバー紹介で「とさかくーん」とどさくさにまぎれて呼んでおきました。あはは。一応。
亀田師匠は残念ながら角度的に顔しか見えませんでした…。
でも相変わらずにこにこ、鼻にかかったやさしい声でMCなさってましたよ。
今回はすんげぇ前の席だったのでもうこんな目の前に!スターが!という興奮で
もう自分を見失いそうでした。ハァ…。今もそれ思い出しただけでご飯3杯いける。
とにかく今から、罰が当たらないようにがんばって生きます。
これだけいいことあったら、ちょっとここ1か月くらい身の危険に敏感になるよ。
とにかく、おなかいっぱい。楽しかった。
イベント出演者、参加者のみなさんありがとう、お疲れ様でした!