Fm*

映画鑑賞

「ディア ドクター」観てきました。
いいはなし。すごくよかった。
ぼろぼろ泣ける映画です!とかそんなんと違いますが。
なんか、そういうんではなく人間らしい人間くさいお話です。
(個人的な思い入れでうっとくるところはあったりしますけど)


以下、ネタバレ含むのでたたみます。携帯の方はご注意。
あ、ディアドクターは今結構色んな地方で公開中なので是非。



ラストシーンに対してはいろいろ観た人に意見されたとこもあったみたいだけど
(実際あのラストシーンは一緒に見た友人も母もあれいらんのちゃう?って言うてた)
やっぱドキュメンタリーのごとくリアルな風景と役者さんの自然な演技で錯覚しがちなとこを
きっちり線をひきたかったのではないかというのを自分なりに解釈してみた。
そんであとでネットで西川監督と糸井重里さんの対談を読むと
やっぱりそこは「映画」であって、彼自身に焦点を当てるというためのシーンだったということだった。
この対談は映画を見た人はぜひ読んでほしいなぁ。
そしてもっかい映画を観たくなると思う。
香川照之さん演じる斎門が刑事とのやりとりで
目の前で倒れた人に対しとっさに手を述べようとする、それが全てだというシーンには
はっとさせられ、「その嘘は罪か」というテーマに投げかけられたものだと感じた。
あと思ったのが、キャスティングが絶妙すぎるな。
瓶師匠、うーん、やっぱできるな。
この人の出る作品はなんか好きなのが多いし。すごいな。