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斉藤和義 LIVE TOUR 2009 月が昇れば@京都会館第1ホール 2009.10.25(SUN)

あーーーーーーーーーーーーーーーー
もう昨日に戻りたい戻りたい戻りたい!!!
めっちゃくちゃかっこよかったよーーー!せっちゃーん。
今回はファンクラブでチケットを取ったのでめちゃくちゃいい席だった。
京都会館第1ホールは初めて行った会場なんだけど
一番前の方は横60席くらいで(後方はもうちょっと広がってるけど)
キャパは2000ちょっとで、一番前の席とステージがすごく近くって、
今回は4列目だったんだけど他のホールよりもステージが近く感じた!!!
ライブはだいたい後方で見ると出ている音に集中して「聴く」ことがメインになるけど
今回はすごくステージから近いのでギター弾いてる手元やエフェクターボード踏むタイミングとか
汗の滴、腕のラクガキ(油性マジックで書いてるやつ)や
ピックを取るしぐさなんかも鮮明に見えてとにかく興奮しきりでした。
あと前も書いたけど京都公演はサポメンに富澤タクa.k.a遅刻(グループ魂)と
ソウルフラワーユニオンの奥野さんを迎えてのライブでした。
富澤さんのメンバー紹介では遅刻コールしたよ〜(笑)
以下ネタバレ。




今回はもうたまらーん!という場面が多すぎました。
衣装はタイトなデニムジャケットで、なかなか暑そうでした〜。
あと富澤さんの衣装がいつもスーツか学生服か浴衣とかなので
チェックシャツに細身デニムといういでたちが違和感ありありで
なんかかわいかったっす。サラサラヘアで。グラサンしてたけど。
使用ギターはgibsonの53年レスポールゴールドトップと、
今年gibson本社に行った時に頂いたという黒のレスポール
fenderのmusicmaster(水色っぽいカラー)、
クリーム色(オフホワイトっぽい)のテレキャス(?)。
もしかしたらオリジナルで作ってもらったやつで
fender製のやつじゃないかもですが。(guitars only誌参考)
アコギはおなじみの2号機のJ-45のみ。(だったと思う)
もうしょっぱなの「COME ON!」での音でやられましたねぇ。
結構な爆音だったんですが、テンションが俄然上がってたので心地よいぐらいの大音量でした。
COME ON!」、「LOVE&PEACE」はアルバム通りの流れですがかっこいい。
次の「ロケット」も高音キビしそうで絞るような声がセクシーでしたねぇ。
コール&レスポンスでは何故か左胸をもむ仕草を要求してきました。できないよー!
下ネタでボケただけかと思わせといてもう1回やってました。やらせたいんかい!
次は懐かしいやつ〜と言って「スナフキンソング」。ぐあーーー!
歌詞が好きで今の自分に刺さる。超名曲。
しょっぱな歌詞間違えて舌を出すせっちゃんかわゆす!!
そういう表情を見逃さないのも良席ならではですなぁ。
ドンウォリはイントロのリフのとこをよく家で弾くので手元をガン見。
「やぁ無情」はエフェクターのスイッチを入れる前にコードを確認したときに
生音で聞こえたんだけど(これも前列ならではの出来事)
最初のそのコードで「あ、これはやぁ無情だ!」と分かったのはうれしかったなぁ。
ここでローランドのエレピ登場。セッティングされた場所が自分の真正面だった!どきどき!!
「映画監督」の時に情熱大陸の話をしたんですが
ウルルン滞在記」とごっちゃになっててどこに行くのかなぁと思ってたらしい。
あと3、4カ月密着してたわりに下ネタが全部カットになっててうそぉ〜と思ったって。
(そんないっぱい下ネタ言ってたのか)
この曲のみならず、せっちゃんはギターをメインで弾いてるのに
ピアノで作った曲のフレーズの美しさにしびれます。
弾いてるときはけっこう鍵盤じっくり見てますけど。
「愛の灯」もメロディーがきれいな曲で歌詞が重くて。
「NHKのドラマ「リミット?」の主題歌で話が救いのない重たいドラマなんで
せめて主題歌で救いのあるものを、とお願いされたんだけど
出来上がってみたら歌もまた救いのない感じでね…」と言ってましたが。
いやでも、「僕の中の悪魔を殺してくれ」という歌詞があのドラマに合っててわたしは好き。
「WONDERFUL FISH」の名曲「例えば君の事」もやってくれて、ピアノパートは大満足。
(WONDERFUL FISHの中でピアノ曲と言えば「無意識と意識の間で」かと思ったけどねん)
「後悔シャッフル」は最後のたたみかける感じが激しくて良かった!
これはCDで聴いた時と印象が変わったなぁ。
「僕らのルール」のアコギの鳴りとベースの響きがカッコイイ。
「天国の月」からステージの横断幕がはがれてクレーターくっきりの満月が登場。
最初はアコギとドラムだけで始まって徐々に音が足されていくのがおもしろいなぁ。
富澤さんのギターも2番の歌詞までは低めに刻む感じで、後半はボトルネックで高音効かせてました。
phenix」はアルバムの中でも特に好きな曲で、激しいんだけど泣きそうになる。
ライブで聴いてもやっぱかっこよかった〜!!間奏のトム君のソロ、カッコイイ!
「月影」はまさかと思ってたものの、今回のツアーでは絶対やるだろうと
勝手に予想してたんで予想通りながらもうれしかったな〜。
(月が昇ればの「月」にちなんだ曲なので。「月の向こう側」はやらなかったけど(笑))
最後はナ〜ナナ〜♪の大合唱でした。
このあとMCで今の時期は京都に来る人が多くて、今日は特にホテルを取るのが大変だったそうで。
もう紅葉シーズンだから?もう紅葉って始まってるの?と聞くとお客さんが「違う!!」と叫んだ方がいて
「紅葉って…おまえが決めるんかい!」とつっこんでましたね〜。
フォローするようにベースの隅ちゃんが「時代まつり」ってのが今日あるらしいですよ、と言ってたけど
「それって要はコスプレまつりでしょ?」と言ってた。うーん、確かに。
そのあとメンバー紹介でキーボードの奥野さんが
「俺は斉藤和義を最高和義だと思ってるよ!」とコメントしてた。そのとーり!
富澤さんのことを紹介するときに遅刻ーー!とコールしてみました。
いつもは遅れるに刻むと書いて遅刻です!なんだけどね。
ギター雑誌で対談したこともあるんだって。それ知らなかったなぁ。
メンバー紹介以降、序盤ちょっと遠慮がちにも見えた富澤さんのプレイが、これ以降本領発揮し始めました。
あのギター持ち上げて弾くスタイルが何度も登場してました。
Summer Days」は最後せっちゃんの声だけになるんだけど、これもまたかっこいい。
「Bitch!」は短い曲だけどドラムとアコギの刻みが際立ってカッコイイのと、
最後はびしっとシメる曲なので気持ちいいです。
次の「Mojo Life」も最後びしっと制止する曲なのでこれもまた気持ちよし!
これはベースのフレーズが気持ちよいです。
「虹」は個人的に大好きな曲で、これまたギターがかっちょいい。
手元みまくり。そして何度も富澤さんが前に出ようとしている姿にちょっと吹き出しそうになってしまった!
だってせっちゃんとぶつかりそうになってるんだもん!
そして「ウナナナ」!これ聴きたかった!!!最高にかっこいい。
テンポがCDバージョンに近い早いやつで、キーが低くて低音にしびれます。
「ドキュメンタリーなんて信じない、下ネタは全部カットされちゃうんだぜ!」と歌詞を変えて歌ってました。
もうここは意識が飛びそうなほどテンションMAXでした!
富澤さんが奥野さんのキーボードのセッティング台に乗って掛け合いになってたりして楽しそうだった。
間奏の時にピックを自分のとこに投げた!!と思ったんだけど自分のすぐ後ろの人のところに落ちたもよう…。
うぅ、あと何センチ…おしい!ジャンプしとけば!!
しかしめちゃくちゃかっこいい…興奮冷めやらぬ間に「歩いて帰ろう」のリフが!
ウナナナのあと息切れしそうなテンションでジャンプしまくってしまった。
ベースの隅ちゃんと富澤さんがトムくんのドラムセットの台に乗って弾いてたりして
結構サポメンのテンション上がってるとこが垣間見えたりしました。
もしかしたらここで本編終わりかと思いきや、最後は「ハローグッバイ」。
しっとり、というより重厚なギターが響き渡る、味わい深いプレイでした。
アンコールはメンバー全員ツアーTシャツで登場。
アンコール1曲目は「歌うたいのバラッド」。
ここからは「ライブでは定番と言われようが、ライブに初めて足を運んでくれた人のために
必ず演奏しなければならない」というディランの言葉をインタビューで引用していたせっちゃんの
定番曲を聴かせるコーナーと言っても過言ではないでしょう。
何度聴いても名曲だけれど、ただのラブソングではなくて
ミュージシャンとしての風景を描いている歌詞として
「空に浮かんでる言葉をつかんでメロディをのせた雲で旅に出かける」というフレーズが
今回の自身でも最長のスケールであるライブツアーを思わせてグっときます。
一番最後でエフェクターの調子が悪かったのか、音が出てなかったような気がしましたが…。
そして「ベリーベリーストロング」。この曲も最近では定番化してます。うれしい。
この2曲でまた一同ハケてしまいます。そしてピアノセット再登場!
もうこれだけで次は「君の顔が好きだ」と分かってしまうんですけどね〜。
これまた自分のいる位置が正面になるようにセッティングされてうれしかった。
お約束のエロス満載でしたが(でも微妙に毎回歌詞がちょこちょこ変わる)
やっぱこの曲は自分の中でも好きな曲なので楽しい!
バンドメンバーがステージをハケるとき、
最後みんな横一列で両手広げてコーラスグループのようなポーズしてました。
最後は「アンコール」。せっちゃんひとりでピアノで演奏。
せっちゃんがピアノ弾いて歌うとまたこの歌の印象が変わりますね。
もともと「俺たちのロックンロール」のDVDに入ってる映像でこのフレーズを弾くせっちゃんを見て
その綺麗なフレーズとピアノのうまさにものすごい衝撃を受けたので
これを生で弾いて歌われるともうたまらんです。はぁ。
歌い終わったあとちょっと恥ずかしそうに「今日はありがとう、またね」と言って
かわいく去っていきました。ああ、かっこいいなぁ。ホントに。



今回のセットリストはこちら。


2009.10.25
京都会館第1ホール


M1. COME ON !
M2. LOVE & PEACE
M3. ロケット
M4. スナフキン・ソング
M5. ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー
M6. やぁ無情
M7. 映画監督
M8. 愛の灯
M9. 例えば君の事
M10. 後悔シャッフル
M11. ぼくらのルール
M12. 天国の月
M13. Phoenix
M14. 月影
M15. Summer Days
M16. Bitch !
M17. Mojo Life
M18. 虹
M19. ウナナナ
M20. 歩いて帰ろう
M21. ハローグッバイ


EN1
M22. 歌うたいのバラッド
M23. ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜


EN2
M24. 君の顔が好きだ
M25. アンコール


斉藤和義 (Vocal,Guitar)
隅倉弘至 (Bass)
玉田豊夢 (Drums)
奥野真哉 (Keyboard)
宮澤タク (Guitar)