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KAN BAND LIVE TOUR 2008 【NO IDEA】@Zepp Osaka 2/14

(結局金曜日には書けませんでした。時間なくて。眠くて。)


あの、ライブの話の前ですが。
遅刻しましたの。間に合いませんでしたの。
ライブの2月14日はウィークデーまっぱだかなもんですから間違いなく仕事してまして。
で、先週の連休中に母が骨折するというアクシデントに見舞われて
今週の火曜日は母の診察に連れ添って仕事を半休してたわけで
ほんとはライブの日は早退したかったんだけど気持ち的にできなかったんですよ。
今は「楽しんでおいでよ〜」なんて言ってくれる人がいないんでね、同じ部署に。ははは。
で、社会人として普通にお仕事して、でも定時でダッシュで帰ったんですが
Zeppは遠いんだよね。弁天町から中央線乗り換えて3駅くらいだから最寄駅から最短で48分。
なんばHatchなら間に合ってるんですけどねぇ。
あと弁天町から中央線の乗り換えにかかる時間が4分だと間に合わなかったの。
去年に海遊館に行ったときに乗って以来あのへんに行ってないので感覚が分からなくてさ。
ほんまは間に合わんことはないところなんです。
ちゃんと乗り換えできるように後ろの車両に乗って走れば間に合ったんです。
そのへんツメが甘かったんですわな。えぇ。
まぁ5分おきに電車は来るので…まぁ乗れてたとしても結局間に合ってないんでしょうけども。
くどくどしくここまで書きましたが、1曲目までならまだしも、
2曲目の途中で着席というまぁライブ偏差値の低い結果でした。
ありえへんわぁ、と思いますよ。自分でも。とほほ…。
自分の中のキム兄が「考えられへん」連発してますわ。


(でもね、追加公演行くから最初の部分は1ヶ月後に補完できる思います。)



ということでこっからライブの話します。
今後ツアーに参加する、もしくは3月の東京の追加公演のTV中継を楽しみにしてる方は
ここからネタバレありますのでここで薄目でスクロールするか、
携帯を閉じるか、ページを閉じるかしてくださいな。








2曲目の途中から見たってテンション下がるわぁ、言う方もいたらごめんなさいね。


先に演奏曲目あげときます。

M1.IDEA [IDEAS/'07]

M2.CLOSE TO ME [Gleam & Squeeze/'01]

M3.サンクト・ペテルブルグ -ダジャレ男の悲しきひとり旅- [TIGERSONGWRITER/'98][IDEAS/'07]

M4.Happy Time Happy Song [KREMLINMAN/'99][IDEAS/'07]

M5.秋、多摩川にて [弱い男の固い意志/'93]

M6.彼女はきっとまた [遥かなるまわり道の向こうで/'06]

M7.まゆみ [TOKYOMAN/'93][IDEAS/'07]

M8.世界でいちばん好きな人 [遥かなるまわり道の向こうで/'06][IDEAS/'07]

M9.何の変哲もないLove Song [何の変哲もないLove Songs/'05]

M10.星屑の帰り道 [東雲/'94][IDEAS/'07]

M11.言えずのI Love You [GIRL TO LOVE/'88][IDEAS/'07]

M12.Cover Girl [弱い男の固い意志/'93]

M13.僕のGENUINE KISS [NO NO YESMAN/'87]

M14.TOKYOMAN [TOKYOMAN/'93]

M15.愛は勝つ [野球選手が夢だった/'90][IDEAS/'07]

M16.テレビの中に [テレビの中に/'87](センチメンタル17才)

M17.West Home Town [東雲/'94]

M18.ぼくの彼女はおりこうさん [ゆっくり風呂につかりたい/'91]

M19.すべての悲しみにさよならするために [東雲/'94]

☆☆☆KANさん&メンバーによるリコーダー五重奏

EN1.適齢期LOVE STORY [GIRL TO LOVE/'88]

EN2.50年後も [KREMLINMAN/'99][IDEAS/'07]


(収録アルバムの記載ですが、ベスト盤収録のものは「IDEAS」に入っているものだけにしました)


ざっとすべてを見終わっての感想は…裏切らねぇ!!ってことですねぇ。
ずるいとすら感じますもの。ある意味信じきってはいけないというか。
実際の演出はもちろんの事ですが、やっぱその「楽しませる姿勢」ってすごい。
これはもうキャリアだけとは言い切れないと思うのです。
もうそういう誰も持ってないところを褒めはじめたら文字がいっぱいおっぱいになってしまうので
それはもうくどくならない程度に切り上げますが。
あの、すごく楽しかったのですよ。
楽しいライブって帰りまで思い出したりなんかして、
仕事帰りだって忘れるくらいほくほくするもんですね。


さてライブ見てない・見れないけど知りたい方に向けて
今回のツアーのKANさんのお衣装について。
なんとスコットランドの民族衣装。
http://home.s08.itscom.net/hakka/ryokou-eng/en-sc6b.jpg(画像イメージ)
バンドメンバーであるベースの西嶋さん、ギターの中野先輩、
ドラム清水淳さん、キーボード矢代さんももちろんこのお揃いの衣装です。
(前回の座ってポンではモンゴルの民族衣装でした)
もちろんキルトは男性の正式な民族衣装ですからね。
男性がスカート履くのも正解なんですよ。
いやでもなまじ自分が大学時代に研修でスコットランドに滞在してただけに。
あれ本物はスカートの中ノーパンなのでね、
真面目なKANさんだけにそこまでもしや…と微妙な気持ちが入り混じってましたけども。
ちゃんとバグパイプしょってはりましたよ。


で、曲の話ですよ。
あの、これは個人的な話になりますけども
何年か前にね、くまさんに「東京ライブ」を貸してもらってるんですよ。

東京ライブ [VHS]

東京ライブ [VHS]

今も借りたままになってますけども。
これ借りててほんまによかったーと思いましたね。
というのもセットリスト見てもらったら分かるんでしょうけども
前半はツアータイトルにもなってるベスト盤「IDEAS」からの選曲が中心なんです。
で、後半は「IDEAS」に入ってない曲中心なんですよ。
だからこれはいろんな意味で幅の広い選曲になってるんですが
中でもこの後半の流れは「東京ライブ」のそれに凝縮したもんが
散りばめられてたような感じがあったのでね。
センチメンタル17才とかね。おりこうさんのメンバー&年齢紹介とかね。
いやでも知らなくても確実に楽しめると思うんですが
笑いの種類は違ってたかなぁ、と思うんですよ。
前回の座ってポンはもうその時のKANさんのやりたいことがそのまま反映してて
(オリジナルアルバムを経てのツアーだったからというのが意味合い大きいけど)
特に時間軸を感じなかったんですけども
あえてその昔やってたことを取り入れて「年取った!」ってやってるのは
「ベスト盤ツアー」というけじめちゅうか何ちゅうか、
必要な要素やったんやなぁ、と思いました。
新規ファンも昔っからのファンも巻き込んで最後の適齢期2008年Ver.は
圧巻でしたねぇ。いやぁ、面白かったぁ。
個人的に聴けてうれしかったのか「Cover Girl」です。
この歌の独特のセンスが好きで、「弱い男〜」の中でも突出して好きな曲なので。
当時携帯電話をいち早く持ってたKANさんが15年前に書いた曲なんですけど
不思議と歌詞が違和感なく聞こえるのがすごいですね。
あと「すべての悲しみにさよならするために」。
これがどうしても聴きたかったの。ずーーーっと。ライブで。
昔ミュージックガンボやってた時にこれのギターソロデモテープ(KANさんが弾いたやつ)を
聞いたことがあったしさらに当時の思い入れがもう半端なく詰まった曲だったので。
「TOKYOMAN」もいい曲だなぁ。ぐっときた。
「ぼくの彼女はおりこうさん」「テレビの中に」「適齢期LOVE STORY」は前述したとおり
踊りまくってるKANさんをみれたので大興奮。
途中の「何の変哲もない〜」は弾き語りで、続く「星屑の帰り道」、「言えずの〜」は
アコースティック編成で演奏でした。
「星屑の帰り道」、新春シャンションショー(弾き語りばったり#3)で聴きましたが
あれはなんていい曲なんだろうなぁ。涙ぼろぼろ出ました。
「秋、多摩川にて」も然り。やっと聴けたという思いもあってよけいに涙。
懐かしい曲は感激して聴いて舞い上がってしまいそうでしたが
「世界でいちばん好きな人」の鉄板具合にはもう脱帽というか脱毛というか永久脱毛ですね。つるつるです。
これだけ名作あったらビリージョエルみたいにほんまにオリジナルアルバムを
むこう5年は作らなくてもええんちゃうかと思います。
ほんまにビリーみたいになったらあきませんけどね。ベスト盤何枚出すねん、みたいなね。
ベスト盤の凝縮ベスト、みたいなわけわからんことなってしもとるがな、みたいなね。いやいや。


話どんどんそれていくんでそろそろまとめますけど
今回はMCが思ったより少なめだったんですよ。
なのでだいたい思い出せる程度に覚え書き。
・今回のアルバムタイトルのボケは「スッキリしたならさっさと帰れ」。
・ロングウッドと書いて長木くん(バスケ部所属)とチョコの数は同じ。
・当時はそりゃもうリトルリーグの小学校の頃から中学・高校・大学・中日ドラゴンズ在籍中も
 モテてモテて仕方なかったんだって!
インデアンカレー食べに行ったらウルフルズのツアーで来てた伊東ミキオさんに遭遇。
今思い返してみても…そーんなにしゃべってなかったなぁ。
あ、優秀アーティストさんはすごいね、って言ってましたね。
曲に対する姿勢だったり舞台に立つ姿勢だったり…って。
そんな話しつつも今回の「愛は勝つ」、オリジナルのKANさんの
「最後までガーっと行きたい」バージョンでした。
すばらしい。さすがKANさんです。貫いてるところが素敵です。
というわけで今回のベスト盤ツアー、幅広く楽しめる内容となっております。
もう私なんかはどっぷり楽しみすぎて申し訳ないくらいです。
来月の追加公演も楽しみだっ!