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ねこねこねこ

かの長田弘先生は友人の詩人から
このように形容されていた。


「猫きちがい」


わたしも自分がそうなんじゃないか、と
思うときがあります。
残念ながら、猫は飼っていません。
そもそも、両親が猫嫌いでして。
その反動なのか、それとも遺伝子の深い部分でそういう
猫きちがい的要素が自分の中に潜在している…ような気がするんです。
そんな潜在能力が目覚める、「これは…!」と確信できる、
猫きちがいが発症した、という出来事が
2000年、スコットランドで二十歳を迎えたそのときにありまして。
ホストファミリーの老夫婦が連れてきた孫娘のジェイミーが
「ねこを飼いたい」と両親におねだりして
やっと家に迎えたというその仔猫を
お友達になった暁に、と彼女に見せてもらったのです。
むこうは都会ながらもペットショップはありません。
いまだにどういう制度なのかは把握できていませんが
とにかく、彼女はその仔猫を保健所の管轄の施設から
予約をしてもらって来たそうなのです。
その仔猫は産まれてまだ1ヶ月といった様子。
片手にちょこんと乗るくらいの小ささ。
黒猫で目は黄緑色っぽい。
名前はジェイミーが1ヶ月の間考えた「ゼバディー」になりました。
好奇心の塊はリビングをよちよち駆け回り
動くものにものすごく敏感。目がきらきら。
一心不乱にミルクを舐めたあとは私のひざの上で寝てしまった。
もう何ともいえない気持ちになってしまいました。



なぜこんなことを書き出したのかというと
こちらで「黒猫ちゃんが膝の上に乗ってきますた」と書いてあったから。
そしてこちらで「仔猫ちゃんを迎えますよー。4匹目。」と
なんともうらやましいぃー話題が書いてあったから。
仔猫ちゃんの写真がたくさん載せられますように。むにゃむにゃ。(呪い)