Fm*

あいわーなびー

今「リリイ・シュシュ」のすべてを見終わりました。
ぐああああ。



集中して観ようと思ったんだけどね。
映画のなかの忍成修吾
おすぎさんに似ているので
いっこも集中できんかったとよ。
内容についてはアレだ、
これを14歳で見ていたら
すんげいショックなんだろうな。
問題作だの色々賛否の分かれる映画という評判で
ある程度ショックに耐えうるよう
心の準備をしていたし、わたしも一応大人なので
口を真一文字にしながらいろんなシーンを見たけど。
あ、ここからは一応続きを読む技法を使います。
ネタバレはしないんだけど、なんとなく。



昔自分が中学の頃はもうミスチルと洋楽だけで。
その頃にボヘミアン・ラプソディとか聴いてて
殺人や銃を持つ真意や人間の欲とか
結局は物悲しい、みたいな捉え方をしてて
今もそういうことが自分のベイシックであって。
正義感も強かった方だったんだけど
煙草を吸うやつは早死にしろ、とか
自殺したいとか自分に酔ってる奴は大怪我でもしろ、とか
少々間違った正義感でした。
でも反面Cocco聴いてたりとか
椎名林檎聴いてたりとかどえらい矛盾な気がする高校時代でしたねー。
ま、あほでしたねー。はっはっは。
ミスチルでバランス取ってたのかも。
この映画見てると、こう、何となく感情移入できてしまうんですよ。
もちろん先に「呼吸」を聴いたってのもあるけど。
音楽を支えに、本当に生きてる支えにしちゃう時ってあるもんね。
泣きながら聴いたりとかさ。


まぁ、そういう感じがこの映画の中にも描かれてるんですよ。
まぁどこのレンタル屋にも置いてるので
思い出したら借りてみてください。
おすすめ!と声を大にして言えるタイプの作品ではないので
こっそりここでおすすめしときます。
ちなみにこれ、ビデオで観たんですけどね。
DVDがあればDVDの方がよかったなー。
映像がとにかくきれいですからね。