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昨日のことをくわしく

muuko082008-08-28

ウタウタイタチノウタゲ オオサカ@大阪厚生年金会館大ホール。
(まえに「本町で降りて歩く」と認識してたんだけども四ツ橋の方が近いのか…?)
18:30開演。間に合うか微妙だったけど間に合った。
芸術ホールの方はなんか試写会があったみたいでいっぱい人がいた。
会場前の公園にはねこちゃんがたくさんいた。にゃん。
席に着いたら客電が落ちた。ぎりぎり間に合った。席はH列。8列目!
OP.ACTのまきちゃんぐは岡山出身らしい。
MCではなんともゆるい舌ったらずなむにゃむにゃしたしゃべりながらも
しっかり笑いを取るあたりはなかなか度胸が据わってる感じ。
歌い方はしゃべりとは違ってはっきりした発音と発声。
甘くてしつこそうなのかなと思いきや結構パワーある感じ。
キーボード弾き語りで3曲。
きっとシンガーソングライターなのでしょう。
しかし歌詞のことば選びに関してそんなにはっきりした個性を見つけられず。
パフォーマンスはいいと思うのだけど、うたの世界は…うーん。これといって。
 

☆bird
出演者の中では一番ベテランやしまさかトップだと思ってなかった…
昔のシングル曲と最近のはビールのCMのやつしか知らないのだけど
しってるやつは全部やってくれました。楽しめたよ。
オルガンとギターとドラムという構成。
今度カバーアルバムを出すにあたって「サマーヌード」「夏の終わりのハーモニー」と
なんとも夏っぽい2曲を披露。
後半2曲は「空の瞳」と「SOULS」。「空の瞳」昔カラオケで歌ってたなー。超早口なやつ。
出産されてからのイメージがみうらじゅんしかなかったのですが
ようやく本人の歌唱イメージができました。余談。
中村中
この人はすごいね。この人しかできないパフォーマンスだと思うよ。
20代なのに等身大ではない大きな世界のなかで「女」を歌ってる。
ある意味「女が歌えない女性像」を歌ってる。
「友達の詩」と「裸電球」しかちゃんと知らないわたしは
「リンゴ売り」の歌詞に度肝抜かれたよ。
M1 リンゴ売り
M2 裸電球
M3 迷い子
M4 友達の詩
M5 風の街を捨てて
M6 AM零時
M7 風立ちぬ
「裸電球」「友達の詩」はこないだのap bank fes思い出して改めて感動した。
あのときの桜井さんのハモリ、ぴったりでよかったなぁ。
「風の街を捨てて」は昭和のアイドルちっくに歌ってましたね。
で、次の「AM零時」の前でちょっとした独り芝居。
歌詞の世界を準えたお話だったんだけど、途中
「ラジオから何処の誰か知らない人がリクエストした北京オリンピックで流れてた
ミスターチルドレンの「GIFT」が流れてきた。私は「Tomorrow never knows」の方が好きなんだけど」という
おそらくアドリブのフレーズが出てきたりしてちょっとびっくりしたー。
ラストの「風立ちぬ」は身振りがモノマネできそうなくらいだった。
何つーか、今度カラオケであれやってみたい(笑)


Salyu
まずセットリスト。
M1 アラベスク
M2 エロティック
M3 光の束
M4 双曲線
M5 name
M6 夜の海遠い出会いに
M7 be there
M8 砂
M9 VALON-1

EN.
M10 to U


昨日も書いたけどホント意外なセットリスト。
「風に乗る船」やらなかったのがびっくり。
アラベスク」、「砂」はライブでは初めてだった。
アラベスクって歌詞はスキャットだったのね…あれは沖縄の方言の歌詞だと思ってた。
まず1曲目がリリイだなんて思いもしなかった…。
あと今回は座っての歌唱がメインでしょっぱなから座って歌っていた。
曲の終わりにドラムのリズムが3拍子に変化したときに
「あー!エロティックやー!!」と気付いてあのギターリフが鳴ったら…
サリュの歌う歌の中でもトップ3に入るくらい好きな曲。
じっくり低音の波が本当にここちよい。
光の束は原曲に近いアレンジで張り上げない高音がきれいに伸びてた。
この曲カラオケに入らないかなぁ〜。
続いて双曲線。「TOUR TERMINAL」で初めて聴いて以来。
SUNNYさん、ハモらなかったなぁ…。しかしこの曲ひさびさに聴いた。よかった。
「name」では名越さんはアコギだった…。この曲の大サビラストのギターが好きなので
ちょっと残念だわん。
SUNNYさんはやっとこの曲でハモった。
次の「夜の海〜」は名越さんのギターの最初のストロークにどきっとした!かっちょいい。
あのラストの叫びはぜひカラオケで真似したいけどできん。はずかしくて。
あそこまで針を振り切る勢いで歌ってみたいよ。
夜の海はテンション上げて歌うので音程が不安定になりがちだったんだけど
今回はそんなことなくばっちり音が取れてた。
「be there」はSUNNYさんのピアノがちょっと気になった。
若干走ってるくらいがちょうどいい曲なのであまりにきれいにリズムに乗っかってて
ちょっと物足りなかったような…。
歌は最後のスキャットでちょっとフェイクもあったりして新鮮だった。
そして「砂」。せつなくてもの悲しい。うつくしい。
本編ラストは「VALON-1」。今日のこのセットリストだと聞けないかな、と思ってたけど
聴けてうれしかったな。大好きなんだもん。
アンコールは「to U」。「最後はできるだけたくさんの人が知ってる曲で…」と言ってました。
もうこの曲もライブの常連曲なのでわたしも耳が肥えてしまい
演奏の細かいフレーズのズレだったりミスだったり
歌の音程なども結構気になってしまうほどになってて妙に緊張してしまうのですが
この日の「to U」はよかった。気持ちいいほどにばっちりのタイミングで
最後も大サビまで持っていけてた!感動。
MCはほとんどなく、じっくり歌と演奏に集中する構成だった。
ap bank fes特集の別冊カドカワでコバタケの言葉に
オーディエンスは理屈ではない本能とか心の底からくる深さをsalyuに期待してるんじゃないか、とあるんだけど
今回はそれも含め、かしこまった、用意してきたようなMCもない、
曲にすべてを注いでいるようなそんな静かなる熱のあるライブだったように思える。
とにかく最高だった。
肌寒くてストールはおって行って、ライブ中も空調によって適温だったのだけれども
Salyuが終わってみたらじっとりと体が熱かった。


ここからはすごく個人的な感想。



もうちょっと言っていいならば、バンドメンバーに
グイグイとリードするようなものが欲しいと思ってしまった。
コバタケのスタイルが好きだからなのかもしれないんだけども
Salyuの歌声があまりにも全面に押し出されすぎてて
アクが強くなるときがあるのがちょっと気になってしまう。
コバタケが抜け、さらにあらきさんのドラムが抜けて
そのあたりがどうも気になってしまうのです。
今回はイベントなのでどうしてもシンプルな構成になりがちですが
次のツアーではギターをもう1人入れてくだせぇ。
名越さんのエレキに集中して酔いしれたい!